長女と三女の年の差11歳の三姉妹を育てるずぅです。
現在、生後6カ月になる三女を育てており、絶賛母乳育児中。
夜1回ミルクは足していますが、ほぼ母乳で育てています。詳細は⇩こちらの記事。
そして今回母乳育児の中で、かなり実感している悩みが、
乳腺の詰まりによる痛み!と、その繰り返し!!
痛みを解消するために色々と試行錯誤し、
【ゴボウシ】という漢方に挑戦してみました。
この記事は…
- 乳腺炎まではいかないけど、気を抜いたら何度も乳腺が詰まってしこりが出来て、本当に辛くて悩んでいる方
- 少しでも痛みを和らげるために【ゴボウシ】を試してみたい方
- 【ゴボウシ】っていったい何?と思っている方
これらの悩みの解決につながる内容となっています。
乳腺炎って何?乳腺炎になるとどうなるの?
乳腺炎とは
まずは乳腺炎とは??いったいどんなものなのでしょうか。
乳腺炎(にゅうせんえん)は、乳腺に炎症が起こる病気です。
主に授乳中の女性に見られることが多いですが、授乳していない女性や男性でも発症することがあります。
授乳の経験がある方なら一度は聞いた事のある言葉だと思います。
私のまわりのママ達も、乳腺炎になった人は割と多かったよ。
乳腺炎の原因
では、何が原因で乳腺炎になるのでしょうか?
乳腺炎の原因はこちら☟
- 細菌感染:乳頭の裂傷や乳管の閉塞を通じて細菌が侵入し、感染が発生する。
- 乳汁のうっ滞:乳管が詰まることで乳汁がたまり、それが炎症を引き起こすことがある。これにより乳腺組織が圧迫され、感染しやすい環境が生じる。
つまり、傷が出来たり、母乳がたまってりすると細菌感染して炎症を起こすって事ですね。
乳腺炎の症状
乳腺炎の主な症状はこちら☟
- 乳房の一部が赤く腫れ、熱感がある
- 激しい痛みや圧痛
- 発熱や寒気
- 全身の倦怠感や疲労感
私が退院時に助産師さんに
風邪症状がないのに、熱が出たりがあれば連絡して下さい。
って言われたのは乳腺炎を疑うってことだね。
乳腺炎の予防策
一般的に言われている乳腺炎の予防策はこちら☟
- 授乳中の適切な乳房ケア:乳頭の清潔を保ち、乳房をしっかりと排乳すること。
- 授乳姿勢の工夫:赤ちゃんが正しく乳房を吸えるように工夫すること。
- ストレス管理:ストレスを減らし、十分な休息を取ることが重要です。
①はともかく、②授乳姿勢の工夫は赤ちゃんが小さかったり、吸うのを慣れるまでは大変で、③ストレス管理は三姉妹を育てる私には中々難しい問題です(;_;)
乳腺炎になりかけた私の体験談
乳腺が詰まり始めたきっかけは、インフルエンザ
今回3人目の授乳中に、私は3人目にして初めて乳腺が詰まってトラブルが起こりました。
乳腺の詰まったきっかけには心当たりがあります。
それはインフルエンザに罹った事です。
冬のある日、姉2人がインフルエンザに罹り、
産後、抵抗力の落ちている私は、しっかりとインフルエンザに罹りました。
さらに、症状は重く(予防接種もしてたのに…)
2~3日はろくな食事も摂れず、寝込んでいました。
それが原因で体重も3㎏程落ち、体力の低下、授乳量の低下も感じていました。
その頃、お風呂場で乳頭に白い点々があるのに気づきます。
さらに、授乳後も乳腺の詰まりによるしこりが全然とれませんでした。
ですが、乳腺炎の症状が出現するにまでは至らず。
何とか授乳を続け、様子をみていました。
白い点々がなくならない
しばらくしても白い点々が消えず、乳腺の詰まりやすさも続いていました。
ある日、乳幼児検診で産婦人科を訪れた時、助産師相談も出来る病院だったので
相談した結果、白い点々は白斑というものだとのこと。
乳頭に出来る、口内炎みたいなものだそう。
出口が傷で塞がってしまうと、母乳が滞り、最悪乳腺炎になるそう。
今回、三女が頑張って母乳を吸ってくれていたおかげで、
私は乳腺炎をギリギリ免れたということでした。
ドロドロした母乳
助産師さんに、マッサージしてもらい、塞がっていた乳腺口が開通、
だいぶとラクになりました。
ところが、白斑から出る母乳が少しドロドロしていたのです。
つまり、感染してる可能性があるとのことで
抗生剤の処方、乳頭部に塗るステロイド軟こうも処方されました(;_;)
感染している母乳は美味しくないから、赤ちゃんが嫌がる事も多いけど、
今回は三女ちゃんがよく頑張ってくれたね~
乳腺炎に効くと言われるゴボウシを知る
今回受診時に助産師さんに教えてもらったのが…
【ゴボウシ】
ゴボウシ(牛蒡子)は、乳腺炎の治療に伝統的に使用されている漢方薬の一つ。
乳腺炎は乳腺が炎症を起こし、痛みや腫れを伴う状態で、特に授乳中にゴボウシは、その抗炎症作用と解毒作用により、乳腺炎の症状緩和に役立つとされています。
漢方薬局なんかで手に入るよ。
病院帰り、。抗生剤と軟こうはもらったけど、
助産師さんに進められた【ゴボウシ】の事が忘れられず
GoogleMapで検索し、帰りに近くの漢方薬局に行き購入する事にしました。
ゴボウシの飲み方
こちらが実際に購入した【ゴボウシ】です。
500gで2000円ほどで購入しました。
実際に漢方薬局で教えてもらった飲み方はこちらです。
煎じる方法
- 材料
- ゴボウシ:10〜15グラム
- 水:500ml
- 手順
- ゴボウシを軽く洗います。
- 鍋に水を入れ、ゴボウシを加えます。
- 中火で沸騰させ、その後弱火にして20〜30分煮ます。
- 火を止め、粗熱を取ります。
- 茶こしなどでゴボウシを取り除き、飲みやすい温度にしてから飲みます。
ゴボウシはだいぶと細かい粒なので、私はお茶用の紙パックに15g入れ鍋に入れていました。
※ちなみに、冷めるまでゴボウシを鍋に入れっぱなしにすると成分が吸収されてしまうみたいなので、煮た後はすぐに取り出した方がいいそうです。
ゴボウシの味
煎じたゴボウシを体調に合わせて飲むのですが…
一般的に
ゴボウシ10〜15グラムを煎じた液を1日2〜3回に分けて飲む
とのことで、3食前に煎じたゴボウシを150ml程づつ飲んでみました。
ゴボウシの効果や反応は個人差があるため、初めて使用する際は少量から始め、自分の体に合っているかどうかを確認することが大切です。
もし何らかの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師の診察を受けることをお勧めします。
もちろん味は…
苦い!!
まずい!!
めっちゃ漢方!!
ですが、飲めなくはない…というのが感想です。
実際、これで詰まりや痛みが改善されるなら、飲める!と思いました。
ゴボウシの実際の効果は?
最後にゴボウシの実際の効果についてですが、
正直な所、わかりません…(-_-;)
今回は抗生剤の内服や軟こうの塗布も併用していたため、
ゴボウシだけの効果かはわからない…
というのが答えになってしまうのですが、
現在、詰まりや痛みはなくなっています。
体調や、食生活、薬の効果など様々な要因はあると思いますが
あの時は、本当に痛くて、繰り返し何度も詰まる不快感…
本当に悩んでいたので、
少しでも何か出来る事!!っと切に願っていたので
効いてる気がする!!と感じる漢方【ゴボウシ】を試して良かったと
思っています。
もし、乳腺炎や、乳腺の詰まりに悩んでいる方、
痛みを和らげる為に少しでも何か試してみたいと思っている方の参考になれればと思います。